“ニッポンプロダクツ”を代表するYS-11や0系新幹線などが
次々と姿を消してゆく昨今....
特に昭和の匂いが残っていた彼らの活躍は、同じ時間を過ごしてきた人間にとって
ひとつの勲章のようなものでもあったはずである
そして、もうひとつの“ニッポンプロダクツ”
オイラにとっては教科書や乗物図鑑でしか見たコトがなかった夢の乗物....
それは....
ホバークラフト
浮上式プロペラ推進船....という表現が正しいかどうか?
水陸両用を航行可能で、工学上では航空機に分類されるそうだが
日本の法律上では船舶として扱われているようだ
そんな憧れだったホバークラフトに乗船?搭乗?するために遥か大分へ遠征
そう、現在国内では唯一大分で運航されている
唯一運航しているのは
大分ホーバーフェリー
大分市内と別府湾を跨いだ大分空港を30分で結んでいる
そして最大の利点はホバークラフトを大分空港に隣接する場所に乗り上げることができるということ
これにより時間短縮をもたらし、利便性を向上させているのだ
使用艇は全て三井造船のMV-PP10型
以前のMV-PP5型やMV-PP15型は強力なガスタービンエンジンを搭載していたが
現型式では効率の良いディーゼルエンジンを搭載している
大分空港を出発すると海への誘導路(?)を滑走する
この誘導路はS字になっていて、この形状のお陰で面白いシーンが展開
まず出発すると左コーナー
すると予め船尾を大きく右に振って、船首をコーナー先へ向ける
まるでラリーカーのようで、外野から見ていて楽しい♪
最初のコーナーを抜け、次は右コーナー
ここでは船尾を左に振る
S字の中間部分....僅かな直線を横向きに進む
まさに
カニ走り状態(笑
ちなみに空港との位置関係はこんな感じ
ならば、飛行機を撮るのは必然となった(ばく
撮影:2009.03.02 大分県国東市 大分空港
CANON EOS 20D + EF 17-40mm F4
L + EF 100-400mm F4.5-5.6
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