悲運の鉄道....
くりはら田園鉄道
JR東北本線・石越駅から西へ鉄路が延び
26.2km先の細倉鉱山へと続く
鉛や亜鉛といった鉱物を産出していた細倉鉱山も1987年に閉山
それに伴い第三セクター化され運行されていた
だが利用者の低迷により2007年に惜しまれながら廃止
....しかし悲運は廃止後にも訪れる
くりはら田園鉄道の廃止後の活用を検討していた学芸員が
2008年6月14日に発生した宮城岩手内陸地震により亡くなられるという
悲劇も起こっている
それでもまだ大半のレールが残り、活躍していた車両も残るこの鉄路
まるで迷子になった子猫のように怯える姿にあえてレンズを向けてシャッターを切った
【若柳駅】
くりはら田園鉄道の主たる駅
車両基地も備え堂々とした駅舎
待合室は2007年3月31日の運行が終了した状態のまま
まるで時間が止まっているようになっている
この駅舎に敬意を表してシフトで撮影
【若柳駅】
保存している車両の運転室
優しい光が差し込んでいた
【若柳駅】
ポイントの状態を示す信号機
一つ目小僧のようだ
その目はどこを見つめているんだろう?
【若柳駅】
動かぬポイント
【若柳駅】
朽ちゆく電車
これはくりはら田園鉄道以前、栗原電鉄時代に活躍していたもの
撮影:2009.03.18 宮城県栗原市 くりはら田園鉄道
OLYMPUS OM20 + ZUIKO SHIFT 35mm F2.8 + ZUIKO AUTO-S 50mm F1.2
FUJICOLOR SUPERIA Venus 400
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