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今回の北海道土産

とあるWeblogでの一文

  Micro-NIKKOR-P.C 1:3.5 55mmを即入手。ニッコールのマクロレンズとしては
  かなり旧いレンズなのだけど、その描写はフィルムに於いては無敵の存在。モデル
  チェンジを重ねるたびに解像度は上がるけどボケ味が今ひとつのマイクロニッコール
  なのだが、この悪魔のF3.5白鏡胴はボケの美しさと、シャープで素晴らしい質感で
  所有する人を悪の道へと導いてゆくのだ。
  被写体に向かえば「もっと寄れ、もっと寄れ、ほら、ほ〜ら、剥がれ落ちるペンキの質
  感はどうだ・・・この赤茶けた錆び具合はどうだ・・・ほらほら〜朽ち果てそうな果実は
  どうだ・・・いーっひっひっひ、げろげろげろ」とレンズが叫び、撮影者はどんどんその
  深みに落ちてゆくという伝説があるのだ。


これを読んでから、非常に気になっていたレンズだった
まぁ、なかなか出会うことも無いし、そもそもボディも持っていない
(厳密にはボディはあるが発掘されていない~笑~)
ので、半分諦め気分であった

ところが....である
プチ一本勝負を翌日に控え、丘珠空港近くのキタヌマへフィルムを調達しに寄ったら
あったんですよ!それも4本も!(ばく
こりゃレンズ沼の神様が絶対に憑いているハズ....お祓いにいかないといかんなぁ~


今回の北海道土産_f0164826_23141888.jpg

んで、かなりお値打ちな価格だったんで、ボディはいずれ買うか
マウントアダプターを使ってデジタルカメラに付けるのもイイかも....

というコトで、お気軽にドボンっ♪
4本のうち白鏡胴が2本....どれにしようか?と悩むコトなく
白鏡胴の非Aiタイプをご購入♪もちろんマルチコートぢゃないやつ(ばく


今回の北海道土産_f0164826_2319677.jpg

なんと中間リングも付属しているから等倍撮影も可能
そのときはさりげなく刻まれたゲージを活用
これまた渋いっス!


さっそく使いたくなったので、お師匠さまから Nikon F3P をお借りしてプチ一本勝負で撮影
結果はいままでアップしてきたとおりです
ちなみに....お借りした Nikon F3P は憧れのカメラ No.1 です♪


で、このまま終わればメデタシ、メデタシなのですが....
このレンズ、毎晩夜鳴きするんですよね~(ばく


今回の北海道土産_f0164826_010227.jpg

こちらは、最短距離の24.1cm/開放で撮影
ピントの合う範囲はカミソリのようなもの
でも、ピントが合えば羽の透明感ですら表現されています

やっぱり、怖ろしいレンズを買ってしまったような(滝汗


参考:撮影:2009.10.02 北海道栗山町 小林酒造
Nikon F3P + Micro-NIKKOR-P Auto 55mm F3.5 (悪魔君)
FUJICOLOR 100 Photoshop CS にてリサイズ
Finished by "HOKUOH" Print
by sabi-camera | 2009-10-12 21:27 | 錆カメラ・沼レンズ
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