SUPER LINER OGASAWARA Vol.1

その昔、運輸省が中心となって計画された
TECHNO SUPER LINER
日本が持ち寄る技術を結集して高速船を建造するというプロジェクトに
悲運を纏って誕生した貨客船が

SUPER LINER OGASAWARA

その船名に「小笠原」の地名があるとおり
東京-小笠原を結ぶ航路に投入すべく生まれてきたのだが....
いまだに東京-小笠原(父島)は「おがさわら丸」が就航していて
活躍の場が与えられていないのだ

そんな乗客も乗せたことも無い SUPER LINER OGASAWARA に
やっとスポットライトが当てられることに



奇しくも東北太平洋大地震の被災者支援での石巻寄港
石巻といえば小笠原のライフラインを守る共勝丸の本社もあり
小笠原とつながりがある石巻....

この震災で避難所などで生活している方を対象に
1泊2食付のショートステイを SUPER LINER OGASAWARA と
三井造船、岡山の各自治体の協力で提供してくれたのだ



f0164826_2257819.jpg

石巻工業港の日和埠頭に接岸した
SUPER LINER OGASAWARA
余震による津波を警戒して舳先は港外に向いている


f0164826_225891.jpg

いよいよ船内へ
震災被災者が初めての乗客というのも皮肉なもの

ちなみに船内はフロアごとに色分けされている

では船内探検....


f0164826_225844100.jpg

まずは OUT SIDE の2等船室

一人のスペースが絨毯の色で仕切られているのがイイかも
混雑期の「おがさわら丸」の2等と比べると
一人のスペースは充分な広さがある


f0164826_22594598.jpg

こちらは IN SIDE の2等船室

今回のミッションでは子供部屋に
オモチャやヌイグルミ、絵本や漫画など用意され
子供達が飽きない仕様になっている


f0164826_2305454.jpg

ヌイグルミのセッティングに余念のないスタッフ


f0164826_2315128.jpg

こちらはS寝台
簡易ながらパーソナルスペースが確保できる船室

イメージ的に太平洋フェリーのS寝台と同じ

ちなみにお約束のB寝台は
支援スタッフの部屋になっているので
写真取材はNGでした(笑


f0164826_233234.jpg

こちらは1等船室
完全なるコンパートメント
この空間で2名定員というのが贅沢

普通なら蚕棚の2段ベット×2というのが主流なのだが....


f0164826_2335921.jpg

もちろん洗面台はお約束
しかし洗面台横にテレビというのは、どうなんだろう?


f0164826_2344475.jpg

こちらは憧れの特等船室
1等船室より更に広い!

そして特等だけの特権であるシャワー、トイレ付き!

往復この部屋で小笠原へ向ってみたいなぁ



撮影:2011.05.28 宮城県石巻市 石巻工業港・日和埠頭
三井造船 SUPER LINER OGASAWARA 船内
Canon EOS 40D + EF 17-40mm F4L


※取材にあたりまして、関係者各位におきましては
貴重な時間を割いていただき、
そして被災した石巻に駆けつけていただいたことに
深く感謝の意を申し上げます m(_ _)m
[PR]
by sabi-camera | 2011-05-29 00:04 | 塩分補給
<< SUPER LINER OGA... 小笠原への想い >>